いざスキンケア商品を選ぼうとしても、
「何に気をつけてスキンケア商品をえらんだらいいんだろう？」
と思う方も多いのではないでしょうか？
そこで、この記事では「スキンケア商品を選ぶ際に気をつけるポイント3点」についてお話します。
そのポイントとは、
- スキンケアを行っていると今まで何ともなかったのに肌が急に敏感になることがある
- 商品特長に書かれている内容と実際の使用感で違いが出てくる
- 含まれている成分によって刺激を感じることがある
という3点です。
スキンケア商品を選ぶ際に気をつけるポイント3点
気をつけるポイント①今まで何ともなかったのに肌が急に敏感になることがある
スキンケア商品を選ぶ際に気をつけるポイント1つ目は「今まで何ともなかったのに肌が急に敏感になることがある」点です。
スキンケアを行っていると、
”あなたの肌に合っていない商品を使っている場合だけでなく、あなたの肌に合っている商品を使っている場合でも肌が急に敏感になる”
ことがあります。
なぜこのようなことが起こるのかというと商品との相性だけでなく、
”肌を取り巻く環境”
によっても影響を受けるからです。
たとえば、
”夏場であれば自分の汗の刺激”
”冬場であれば急激な肌の乾燥”
によって肌が敏感になることがあります。
そのため、そんな状態にさらされているところに普段のスキンケアを行うと、
「しみるような刺激があって肌がピリピリするんだけど....💦」
というように普段なら何ともなかったスキンケア商品でも刺激を感じるようになります。
スキンケアの知識がない状態で、このようなことが急に起こればビックリしますよね？
こうなってしまうと使っている商品はあなたの肌に合っているのに、
「違う商品に替えたほうがいいんじゃないのか？」
と思ってしまい間違った行動に走りやすくなります。
このようなことにならないためにも前もって、
”今まで何ともなくても商品の相性や肌を取り巻く環境によって肌が敏感になることがある”
ということを知っておいてイレギュラーが起こっても、あなたの考えがブレないようにしておきましょう。
気をつけるポイント②商品特長に書かれている内容と実際の使用感で違いが出てくる
スキンケア商品を選ぶ際に気をつけるポイント2つ目は「商品特長に書かれている内容と実際の使用感で違いが出てくる」点です。
たとえば、商品特長のおすすめ肌に”脂性肌”と書いてある商品を信用して実際に購入して使ってみたら、
”油分が多くて肌がテカテカ・ベタベタになった”
というミスマッチが起こります。
私も今までに様々な商品を試してきましたが商品特長に書かれている内容通りだった商品は、ほんのわずかしかありませんでした。
肌には個人差があるので仕方がないことなのかもしれません。
ただ、いくら個人差があるとはいえ商品特長に書かれている内容を信用して購入したのに、
”実際に使ってみたら使用感が違う”
ということが多発すれば、
「書いてある内容と違うじゃん！😭」
「これでは、どうやって商品を選べばいいの？😭」
となってしまいますよね？
ですが、このようなことが起こることを前もって知っておけば、
「今回使ってみた商品とは縁がなかっただけだ、次の商品を試してみよう！」
と気持ちを切り替えられると思います。
商品の気まぐれに振り回されるのではなく、
”商品特長に書かれている内容と実際の使用感で違いが出てくる”
ということが普通に起こることを想定しておきましょう。
気をつけるポイント③含まれている成分によって刺激を感じることがある
スキンケア商品を選ぶ際に気をつけるポイント3つ目は「含まれている成分によって刺激を感じることがある」点です。
ここでは刺激を感じる成分としてメントール・エタノールの2つについて説明します。
まず、メントールとは”清涼剤”のことでメントールが入っている商品を使うとスーッとした冷感の刺激を感じることがあります。
肌タイプが敏感肌ではなかったとしても冬場で肌が乾燥しやすい時期は急に肌が敏感になることがあるので普段より刺激が強くなることも....。
「メントールの清涼感はないようが良い」
という方はメントールが入っていない商品を選ぶことをおすすめします。
続いてはエタノールについてです。
商品特長に”アルコール無配合”などと書かれていることもありますが成分表示では”エタノール”と表示されていることが多いので、この記事ではエタノールで説明していきます。
エタノールについては、あなたも理科の実験の時やアルコール消毒を使った時に目にしたことがある成分ではないでしょうか？
アルコール消毒をした時に肌が敏感になっているとピリピリとしみるような刺激を感じることがあります。
そして肌が敏感になっている時には、この刺激がさらに強くなることがあります。
「たかがピリピリとしみるだけでしょ？」
と思うかもしれませんが、スキンケアは朝晩の2回行うのが基本です。
そのたびに、しみるような刺激が伴うと想像以上のストレスになります。
そのため、
「体質的にエタノールが合わない」
という方はエタノールが入っていない商品を選ぶことをおすすめします。
このように、
”含まれている成分によって刺激を感じることがある”
のでスキンケア商品を選ぶ際に気をつけるポイントの1つとしておさえておきましょう。
「メントールやエタノールが入っていない商品だけに絞ると商品を選ぶ幅が狭まってしまう」と感じる方は、どうすべき？
メントールやエタノールが入っていない商品だけに絞ると、
「商品を選ぶ幅が狭まってしまう」
と感じる方もいると思います。
そんな方はメントールやエタノールの配合量が1％未満の商品を選ぶことをおすすめします。
一般社団法人 化粧品成分検定協会によると、
植物エキス類、ヒアルロン酸Na類、コラーゲン類、防腐剤、増粘剤、酸化防止剤、キレート剤などの機能性成分や安定化成分の位置。これらは1％以下で十分な効果を発揮するものが多くあります。全成分表示の中でもこれらの位置が配合量1％未満の目安になります。*1
といわれています。
そのため、
「商品を選ぶ幅を狭めたくない」
という方は、
”メントールやエタノールの配合量が1％未満”
の商品を選んでみてください。
【スキンケア商品を選ぶ際に気をつけるポイント3点】のまとめ
この記事では「スキンケア商品を選ぶ際に気をつけるポイント3点」についてお話しました。
今回紹介したポイント3点を前もっておさえておけば商品とのミスマッチが起こっても焦らずに対応できるようになると思います。
商品を選ぶ際は参考にしてみてください。
*1:一般社団法人 化粧品成分検定協会（2019）『化粧品成分検定公式テキスト〔改訂新版〕』p.15
